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2019/11/12豆知識

視野に入れておきたい【脳脊髄液減少症】編

今回も番外編で【脳脊髄液減少症】について説明します。

これは直接首の神経や軟部組織のダメージに関する症状ではありません。

非常にデリケートな脳に対して、外部からの衝撃を軽減させるために

脳脊髄液と呼ばれる液体が頭蓋骨内(脳室内・クモ膜下腔)と脊柱管内(脊髄くも膜下腔)を満たしています。

なんらかの理由で脳脊髄液を包んでいる膜が破れ、外に漏れてしまう事がありますが、

そうすると脳全体が沈んでしまい、負担がかかります。

他の編でもお馴染みの、激しい頭痛やめまい、睡眠障害、全身倦怠感などの諸症状が見られます。

初期には頭痛が起こることが多いですが、不定愁訴を中心として症状は多岐に渡り、

気圧の変化や天候によって症状が左右される「気象病」に近いものがあります。

交通事故の場合まずは筋肉や神経の異常によって症状が引き起こされると診断されがちで

原因がはっきりするまで時間がかかることが多いとされています。

専門医にかかり、MRIなどを用いた診断をしてもらわなければ交通事故との因果関係を証明するのは困難です。

また、【脳脊髄液減少症】は治療に手間と時間がかかるらしく、一般的な「むち打ち症」としての

治療を継続してもあまりよくならない場合、後遺障害を申請する症状固定前に専門的な検査を受けることをお勧めします。

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