コラム
2021/01/27ブログ
バレリュー症候群とは?
バレリュー症候群というのを聞いたことがあるでしょうか?
これはフランス人のバレとリューによって発表された傷病で、
交通事故でのむち打ちなどで首に損傷を受け、それが原因で起こる自律神経失調症の事です。
「後部頸交感神経症候群」とも言われ、頭痛やめまい、ふらつき、耳鳴り、疲労感や不安感などが症状として
現れます。
受傷後すぐではなく一定期間(2~4週間)経過して症状が現れることもあるため、交通事故との因果関係を疑われる
場合もあります。
通常の頸部捻挫では3~6ヶ月ほどで症状の改善がみられますが、バレリュー症候群の場合、
3~6ヶ月経っても症状の改善がみられないのが特徴です。
治療方法としては硬膜外ブロック注射、星状神経節ブロック注射が一般的ですが、根本的に自律神経の乱れを
治していかないといけません。
当院では、まず不安の原因を探るためしっかりとカウンセリングをし、不安を取り除くことから始めます。
治療内容は頸部周囲筋の筋緊張を緩和するための手技療法、ハイボルト療法による疼痛緩和、循環の促進を図っていきます。
もし交通事故に遭って自覚症状が無くても、バレリュー症候群のように
2~4週間は症状が出ないこともありますので、すぐに受診する事をお勧めします。
新田辺整骨院には交通事故治療の専門知識を持ったスタッフが常に在籍していますので、
お早めに当院にご相談ください!
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